出産に持って行った食べ物

出産
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入院バッグの準備
こちらでも妊婦さんは出産が近づくとお産の前後に病院で必要な物を入れた入院バッグを準備します。私は妊娠が判明した際、病院からもらったハンドブックに入院バッグのチェックリストが書かれていたので、それに沿って準備しました。入れるものは自分の下着、生まれた赤ちゃんの服、歯磨きセット、洗顔、ボディーソープなどなど。そのなかにenergy foodという欄がありました。このenergy foodは長時間のお産の際、体力温存のために食べるもので、このハンドブックにはナッツとかチョコレートとかバナナ等のフルーツとか、すぐにエネルギーになる食べ物がいいよと書かれていました。

ナッツはまずないなと最初に候補から外しました。ただでさえ、いきむとき汗をいっぱいかくのに、ナッツなんか食べたら口の中乾燥してカラカラになりそうなんですもん。チョコレートとフルーツは持って行ってもいいかなと思ったのですが、ふと私の頭をよぎったのがなんとおにぎり。炭水化物の塊だからすぐにエネルギーになるだろうし、ラップに包んでもっていけば食べるのも簡単。ある程度しっとりしているのでナッツよりかは食べやすい。そしてなんとっても日本のふるさとの味。よし、おにぎりをもっていこう!と私のご飯のお供ならぬお産のごお供が決まりました。

お産のお供はおにぎり
予定日の1週間ぐらい前に私のお産のために日本からわざわざ来てくれた母と一緒に梅干し、シイタケ昆布、塩のみの3種類を数個作って冷凍庫へ。予定日を3日過ぎたその日、ついにお産の日がやってきました。夜中2時半に破水し、陣痛がやってきて助産師(ミドワイフ)に連絡。まだ陣痛の間隔が狭いので陣痛の間隔が5分間隔になるであろう5時ごろにまた電話してとのこと。まじで!?破水してるんだよと伝えたものの、大丈夫とのこと。さすがニュージーランド、全然焦ったりしません。電話を切って、陣痛の間隔が狭まるのを待っている間になんだかお腹が空いてきた。あらかじめ作っていたあのおにぎりを冷凍庫から取り出し、チンして温めモグモグ。病院で食べるはずだったのに、すでに自宅で食べる始末。でも美味しかったな。その後陣痛の間隔が狭まり、いよいよ病院に行く際に、残りのおにぎりを私の入院バッグに入れいざ出発。おにぎりとともに私のお産が始まりました笑。

私のお産は病院についてから色々問題があり、緊急帝王切開となったので、結局おにぎりを食べれる余裕がありませんでした。ただ、残りのおにぎりはそのあとの入院生活で大活躍することになったのです。結果として、おにぎりを持って行って大成功だったと自負しています笑。

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