NZで出産体験-緊急帝王切開とその後の悲劇(後編)

出産

表題のとおり私は娘を帝王切開で出産しました。

ただ、私の帝王切開は計画してたものではなく、緊急手術。

Babuchef
Babuchef

陣痛中に非常事態が起こりました。はい。

そして、退院後に出血騒動が、、、。

今回は後編をお話します。

前編はこちら↓

いつまでも続く痛みと腫れ

自宅に帰ってからも傷口がズキズキ痛い。

痛み止めを飲んでるのにもかかわらず、ちっとも効いてくれません。

椅子の立ち座りも人の支えがないとできない状況で、日に日に痛みも増すばかり。

ガーゼで覆われてるからそこまでは見えないものの、心なしか手術直後より赤みが強くなって若干腫れてるような、、、、。

あと、身体が熱っぽいのも気になる。

ちょうどこの日は、ミドワイフが娘と私の術後を診に来てくれる予定だったので、私の傷口の症状について相談しました。

ミドワイフ
ミドワイフ

うーん、確かに少し腫れてるわね。

熱も持ってるみたいだし、もしかしたら傷口が化膿してるのかも、、、。

抗生物質の処方箋を出すから、すぐに薬局で買ってきて飲んで!

それで治らなかったら、病院で膿を取ってもらわないといけないかもしれないわ。

と、処方箋をくれました。

Babuchef
Babuchef

膿を取る!?

帝王切開でお腹を開いたばっかりなのに、また開けるのか!?

しかも痛そう、、、絶対嫌だ!!

と、私の頭の中はまだ取ると決まってもいないのに、膿を取るときの痛みを勝手に想像(笑)。

その後すぐにバディが薬局に行って買ってきてくれました。

そのお薬を初めて飲んだその日の夜に事件は起きました、、、。

お風呂で大量出血

いつもどおり、夕食後にシャワーを浴びていたとき、床になにやら薄い赤い液体が。

この時はまだ出産から1週間も経ってないときだったので、産後の出血(悪露)がまだまだある時期。

これもその一部だろうと思い、無視してシャワーを続けました。

お腹の付近をソープで洗おうとしたその時!

お腹の傷口から大量の血が流れているではありませんか!!!!

シャワーを止めたら、流れ出てくる血の濃度が濃くなって床一面、血の海。

これはヤバイと思い、バディをバスルームへ召集。

バスルームの扉を開けた途端、

バディ
バディ

F☆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーck!

と血だらけの私の身体を見て叫んでいました笑。

バディ
バディ

えっ!?えっ!?何したの!?

と聞いてくるバディ。

Babuchef
Babuchef

いや、何も。シャワー浴びてたら突然血が出てきた。

バディ
バディ

大丈夫??痛くないの?!

Babuchef
Babuchef

痛いけど、いつもと同じ痛さだよ。

とりあえず、タオルをお腹に当てて応急処置。

全然血が止まる様子がないので、ベッドに横になることに。

その間にバディがミドワイフに電話で状況を連絡。

ミドワイフ
ミドワイフ

やっぱり傷口が化膿してたのね。

心配しないで、今傷口から出てきているのは溜まっていた膿と血が混ざったものよ。

これが出てきたということは、処方した抗生物質が効いてる証拠よ!安心して!

ミドワイフ
ミドワイフ

取り合えず、横になって血がとまるまで待って。

2・3日は極力動かず、ベッドの上で過ごしてね。

バディ
バディ

病院に行ったほうがいいですか?

ミドワイフ
ミドワイフ

大丈夫よー。

ただ、傷口は清潔にしておいてね。

明後日、またお宅に訪問するから、その時にみせてもらうわ!

とということで、バースケアから退院したばかりなのに、今度は自宅で寝たきりに逆戻り。

寝たきり生活

その間、バディは家事、炊事、洗濯を担当、母は娘の世話(母乳もあげられなかったので、搾乳機で絞って母にパス。)を担当してくれました。

私はもちろん寝たきり。

トイレ以外はすべてベッドの上。

その後2・3日熱が出ましたが、その後は徐々に回復。

痛みも少しずつ引いていきました。

結局、出血が完全に治まるのに1週間ぐらいかかりました。

余談

結構出血の量がひどかったので、普通のガーゼでは足りず、目に留まったのがマタニティ用のナプキン

サイズもちょうどよく、かなり分厚いので吸収力抜群!

こういう傷口をカバーするのにピッタリだと大発見。

完全復帰と本格育児の開始

そんなこんなで、ようやく傷口の痛みや腫れもましになり、育児に本格的に参加できるようになりました。

Babuchef
Babuchef

寝たきりになってからは、母とバディに娘を任せっぱなしでしたから、、、笑。


以上、私がNZで体験した帝王切開のお話でした。

私だけでなく、帝王切開後に傷口が化膿する人は結構いるみたいです。

私が思うに、原因はNZの産後の入院期間の短さじゃないかと。

お腹を開いた、翌日若しくは翌々日に退院させられて、忙しい育児のはじまり。

ただでさえ、まだ痛みがあるのに、授乳にオムツにとバタバタ動き回らなくてはいけない。

傷口が治るどころか、悪化してもおかしくないと思います。

あくまで、私の個人的な意見ですが。

ちなみに、私の出産で一番大変だったのは母じゃないかと思います。

私の母
私の母

なんせ、全然わからない英語をしゃべる人たちの国に来て、娘が緊急手術、家の風呂場で大量出血ですからね、、、人騒がせな娘です!

ごめんなさい!

お母さんもお疲れ様です!

Babuchef

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