NZでパン作りーSUREBAKE

料理
私の自慢の食パン

こんにちは!
今回は私の趣味、パン作りについてのお話です!
私はパン作りが好きで天然酵母パン、食パン、メロンパンなど色んなパンを作っています。
NZは小麦粉が日本に比べて安価に手に入るので、ご自宅でパン作りされてるNZ在住の方も多いのではないでしょうか?
そこで気付いた、NZのイーストについてあれこれご紹介します!

日本のパンが食べたい!

日本にいた時から、パンが大好きで、仕事がない週末はお気に入りのお店をみつけるために数々のパンやさんに通って持ち帰り、家でパンをかじりたおしてました笑。
私は基本イーストを使わない天然酵母パンが大好きなんです(こちらの記事に天然酵母パンについて書いてます)が、たまーに食べたくなるのが、食パンとメロンパン。

我が家のメロンパン

メロンパンは日本の菓子パンなので、NZのスーパーには売ってません。
ただ、タイピンとかの中国系のスーパー、若しくは中国系のベーカリーに行くと、たまにそれらしきものが売られてます。
けっこうお値段もするので、私は自分で焼くようにしてます。

食パンはこっちのスーパーでももちろん売ってます。
ただ、こちらのスーパーで売ってるのは1袋に3斤分は入ってるのではなかろうかと思うくらいの巨大なもの。
3人家族では消費期限が来る前に、食べきれず。
NZでは一般的にパンは冷蔵庫で保存するんですが、私は冷蔵庫で保存したパンってパサパサしてあまり好きじゃない。
かとって、パンが大きすぎて冷凍庫に入るスペースもないし、外に出しておくとカビが生えてくるし、、。
ということで、最近は食パンも自分で焼くようになりました。

NZのイースト

スーパーに売ってるのはたいていEdmondsかtastiの2種類です。
これは私がよく使うEdmondsのイースト。
なんせイーストの粒が大きく溶けにくい!
私はパンをこねる際の水にあらかじめ溶かしてから使っています。
tastiもパッケージの上から見る限りEdmondsと同じ位の大きさなので、こちらも溶けにくいかと予想しています。

そして、Edmondsとtastiのイーストにはそれぞれ2種類あります。
一つは普通のイースト、もう一つはbread baker用のイースト。
写真の黄色キャップが普通、赤キャップがbread baker用です。

私は、パンの他にもドーナツとかのイーストを使ったものを作りたかったので、普通のイーストをまず初めに買いました。

これが落とし穴。

なかなか美味しい食パンができないんです。

メロンパンとかの菓子パン系はバニラエッセンスだのバターだの卵だの小麦粉以外の色々な副材料が入っているので、
味もごまかしやすく、この普通のイーストを使ってもそれなりのものができるんですが、
プレーンな味の食パンを作るのがなかなか難しいのなんの。

何度作っても、自分の求めているようないい香りのするふわふわ食パンができず、、、。

初めは自分の作り方を当然疑いました。
コネ不足?水分量?一般的発酵時間?
ある程度自分の製法を改善して、食感は良くなったものの香りが良くない。
何といいますか、手作り感満載の香り。
焼いたときの香りはいいんです。
ただ、それをスライスして口の中に入れたときの匂いが、なんといいますか「手作りパン」くさいんです。

次に小麦粉の種類を検討しようとしたものの、パン屋さんを開店するわけじゃあるまいし、そこにはお金かけられないと却下。
よく行くスーパー(countdownかPak’nsave)で一番安く手に入る小麦粉でなんとかすることに(5kgで350円くらい)。

そして、最後の思い当たる原因「イースト」を変えてみることにしました。
そうと決めたら早速スーパーへ買出し。
いつもはEdmondsを使ってるから、今回はtastiにしようかとスーパーの棚で並んでいるイーストさんたちとにらめっこ。
そこで、目に入ったのが、Edmondsから出てるbread baker用のイーストSUREBAKE。

bread baker用のイーストとは

このイーストの存在は以前から知っていました。
ただ、成分をみるとbread improver(パン改良剤)が入ってると書かれているので、身体に悪いものがいっぱい入ってる感じがしてなんとなく避けてました。
でも、そんな変なイメージをとっぱらうために、この日は裏面に書いてある成分表示をじっくりみてみることに。

イースト、小麦粉、乳化剤、小麦粉改良剤、砂糖、油、酵素

うーん、小麦粉改良剤というのが腑に落ちない。
でも、「bread improverが含んでるよ!」と大きくパッケージに書いてあるからには、どれくらいパンの品質が改善されるのかも気になる。
ということで、このbread baker用のイーストSUREBAKEを買って実験してみることにしました。

パンの品質改良実験

早速、いつもとまったく同じレシピで食パンを作ってみることにしました。
唯一違うのはイースト。
このSUREBAKEはパンに入れる量が普通のイーストと違います。
普通のイーストだと、小麦粉に対して1~2%ですが、これは小麦粉130gに対して4g(小麦粉の重量に対して約3%)。
これはイースト以外の副材料が多く含まれてるのが理由です。

後の工程は今までの製法どおりに作りました。
(ちなみに、私は手捏ねは疲れるので、スタンドミキサーをつかってパンを捏ねています。これめっちゃいいですよ!すごい楽チン!)
果たして、結果やいかに、、、?

その結果

オーブンを開けてびっくり!全然ちがう!
まず膨らみ方がまるで違います!
そして、香りがいいのなんの!まるでベーカリーにいる気分になります。
パンの中も、きめ細かい絹のような仕上がりで、すーーーーっごいふわふわ!
焼き色も良くなり、食欲をそそる、見ただけで「美味しいパン」が出来上がりました!

この違いにびっくりすると同時に、何で今までこのSUREBAKEを使わなかったんだろうと後悔。
ほんとにパン屋さんと同じレベルのパンがご自宅で焼けます。

私の自慢の食パン

正直、成分表示に書いてあった小麦粉改良剤が気にならないわけでないです。

ただ、これまで普通のイーストで美味しい食パンを何回も作ろうと試行錯誤しても、そこまで美味しく仕上がらず、
結局防腐剤がたくさん使われてる市販のパンを後から買うくらいだったら、このSUREBAKEを使って自宅でパンを焼く方が断然美味しいですし、身体にいいと思います。
今ではこのイーストが手放せない存在に。

パン作りが好きなみなさん!是非SUREBAKEおためしください!

Babuchef

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