KIWIのバースデーケーキ
先日はバディのお誕生日でした。普通の日本人なら真っ白いクリームが乗ったふわふわのスポンジ生地に赤いイチゴが挟まったショートケーキが定番ですよね。こちらで見かけるバースデーケーキといえば、、、
こんな感じの粉砂糖がいっぱい入ったバタークリームたっぷりの、見た目華やかな甘ーいケーキ。日本人の私としては、見るだけでお腹いっぱいです笑。
男性ということもあり、こういうケーキをあまり食べないバディ。それでもやっぱり、クリームチーズのフロスティングがたっぷり乗ったキャロットケーキとか、クリームがたっぷり挟まったドーナツとか、とにかく日本のものに比べるとドッシリ甘ーいケーキが大好きなんです。
さてどんなバースデーケーキを作ろうかしら、、、と2・3日頭を悩ませて出た答えがなんと、、ラミントン。
ラミントンって?
ラミントンとは、スポンジ菓子のことでオーストラリアやニュージーランドでは定番のスイーツです。起源は諸説もろもろあるものの、20世紀はじめにオーストラリアのクイーンズランド州のラミントン卿にちなんで名付けられたお菓子というのが有力なようです。なんでも、ラミントン卿が食事会を開いた際、フランス出身のシェフ、アマンダ・ガランドがデザートに用意しておいたスポンジ生地を誤ってチョコレートソースに落としてしまい、その表面を固めるためにココナッツをまぶしたものをゲストに振舞った際、好評を得たことがきっかけで広まったという、アクシデントから生まれた奇跡のお菓子とのこと。
こちらでよく見かけるのは、チョコレート味とラズベリー味の2種類。こちらのスーパーやベーカリーで売られているのは知っていたものの、どうせめちゃくちゃ甘いんだろうと避けていました笑。そんな中、ダディに「美味しいから」と薦められて、スーパーでラズベリー味を購入。食べてみると、、、なかなかアリではないですか!!
ふんわりしたスポンジに、甘酸っぱいラズベリーとクリーム、さくさくしたココナッツがベストマッチ!見た目もラズベリー色のピンクで華やかということもあり、早速バディのお誕生日ケーキとして作ることにしました。
ラズベリーラミントン
材料
<スポンジ生地(20×30cm、深さ3cm以上のスクエア型)>
薄力粉・・・210g
砂糖・・・200g
ベーキングパウダー・・・小さじ2
バター・・・125g
卵・・・3個
牛乳・・・60ml
バニラエッセンス・・・小さじ1/2
<ラズベリーコーティング>
ラズベリージェリーミックス・・・大さじ6
沸騰したお湯・・・120g
ココナッツファイン・・・500g
<お好みで>
仕上げのホイップクリームクリーム・・・適量
(無くても十分美味しいです)
作り方
- スポンジ生地を作る
- オーブンを170度に予熱する。
- バターと砂糖とバニラエッセンスをボールに入れ、泡だて器でふんわり白っぽくなるまですり混ぜる。
- 卵を一つ加え、均一になるまで泡だて器でまぜ、残りの二つも同様にして加える。
- 小麦粉の半量を振るいながら3に加えたのち、牛乳の半量を加え泡だて器で混ぜる。残りの小麦粉と牛乳を同様に加え混ぜ合わせる。
- 用意した型に4を入れ、表面がなるべく平らになるようにゴムベラで整える。
- オーブンで約30分間焼成する。(火が通ったか竹串でチェック。)
- オーブンから出して、1型に入れたまま10分ほど放置したのち、型から取り出し、ワイヤーラック等の上でで完全に冷ます。
- 乾燥しないようにラップで包み、冷蔵庫で一晩寝かせる。
- ラズベリーコーティング作る
- 小さめのボールにラズベリージェリーミックスを入れ、そこに沸騰したお湯をいれ、スプーンでかき混ぜながら完全に溶かす。
- 1がトロトロになるまで(固まる手前)まで自然冷却、急ぐ場合は冷蔵庫で強制的に冷やす。(固まりすぎた場合は電子レンジで15秒ほどチンすれば元に戻る。)
- 2を冷却している間に以下の準備をしておく。
ココナッツフレークを深めのボールに入れておく。
昨日作ったスポンジ生地冷蔵庫から取り出し、焼き色がついた表面をナイフで薄く切り落とし、好みの大きさのスクエア型に切っておく。(表面を切り落とすことで、後からつけるラズベリーコーティングがからみやすくなる。) - 3のスポンジ生地を、とろみがついた2のラズベリーコーティングに浸し、フォークを使って転がしながらまんべんなくつけ、ココナッツフレークが入ったボールにのせる。フォークでスポンジ生地の周囲にあるココナッツフレークをすくい取り、スポンジの上側や側面にフレークをまんべんなくまとわせる。
- ココナッツフレークをまとったスポンジ生地をフォークに乗せ、用意しておいた別の皿に乗せる。(4と5の作業は、なるべく手を使わないほうが仕上がりが綺麗。)
- この作業をすべてのスポンジが終わるまで繰り返す。
- 冷蔵庫に30分ほど入れ、表面を固める。
- お好みでホップクリームを絞り、完成!
見た目とは裏腹にそこまで甘くなく、いくらでも食べられちゃいそうなこのラミントン。そのままでも美味しいですが、ぜひクリームを絞ってフワフワの甘酸っぱいスポンジ生地と一緒に召し上がってください!バディにも大好評でした!
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