私はベトナム料理が大好きです。
ナンプラーのにおいが少々苦手なバディも味は好きみたいです。
私たちの影響を受けてか、2歳になったばかりの娘も大好き。
コリアンダーとか入ってても全然平気でもりもり食べてます。
なので、よく夕食とかにベトナム料理を作ります。
生春巻き、チャゾー(揚げ春巻き)とかレモングラスチキン、フォーチキンとか。
甘辛くて、ハーブがいい感じに効いておいしー!
その中で、たまに作るのがブンボーフエ。
ブンボーフエって?
ベトナム通の人は知る人ぞ知る、ピリ辛牛骨スープの米麺です。
私がブンボーフエに出会ったのは約10年前。
まだ、日本に住んでたころです。
同じ勤め先にべトナム人が数人いて、いろいろ接するうちに旅行も一緒のいく仲のいい友達になりました。
その中の一人の男の子がベトナムのフエ出身で、あるお休みの日に、みんなでベトナム料理屋さんに行くことになりました。
そこで、その男の子が紹介してくれた料理がブンボーフエ。
ベトナムのフエ発祥の麺料理だそう。
「フォーより美味しいから一度食べてみて!」と。
一緒にいてたホーチミンやハノイ出身の子も、「ブンボーフエはベトナムで一番美味しい麺料理だよ!」と後押し。
その子たちも注文する様子だったので、わたしも注文することにしてみました。
お味の感想は、、、、
なにこれ!?めちゃ美味やん!!!
ラーメンよりもあっさりしてるけどフォーよりもコクがあって少しピリ辛。
知らない人は一度食べてみてください!美味しくて感動しますよ!
というわけで、あの味が忘れられず、ベトナムの食材が手に入りやすいNZでもたまに作っています。
上の写真は先日私が作ったブンボーフエ。
美味しいですよー^^
また、レシピ載せますね。
このブンボーフエを作った時に余るのが麺。
試しに、この麺でうどんを作ってみたら大ヒット!
それ以来、ブンボーフエの翌日のランチはうどんのわが家笑。
米麺の種類
さてさて、米麺には色々な種類があります。
大きく分けて2種類、ブンとフォー。
ブンは米粉生地を熱湯に押し出してつくる押し出し麺、フォーは米粉の生地をクレープ状に蒸した生地を麺状に切ったもの。
写真のは私がよく買う(常備してる)3種類。
真ん中がブンボーフエに使うブンです。
おそらく、ベトナム人のご家庭では、この倍以上の種類の米麺を常備し、お料理によって色々使い分けているんだと思います。
私の家では毎日ベトナム料理を食べるわけではないので、必要最低限のみ。
これ以外にもアジア食材店にはいろいろな米麺が売られています。
中にはきしめんの2倍以上の太さの麺も。
あれ、どうやって食べるんだろう、、、、
といつも思う私笑。
米麺の調理方法
フォーはぬるま湯に20分程度漬けてある程度戻し、沸騰したお湯で1分ぐらい湯がくのが一番美味しく仕上がります。
ただ、ブンは丸麺なので、フォーに比べると表面積が小さくぬるま湯だとなかなか戻りにくい。
特にブンボーフエに使うブンはかなり太め(パスタより太い)。
なので、私はいつも電気ケトルで沸騰させたお湯を使います。
麺が漬かるまで熱湯を入れ待つこと20~30分。
ある程度の柔らかさになったらOK。
仕上げに7~8分ほど茹でて出来上がり。
ブンボーフエ用のブンはこんな感じです。
ちょっと「うどん」っぽくないですか?
ちなみに、フォーもブンも湯がいたままだとヌルヌルして、食べたときの食感があまりよくないので、湯がいた後は必ずお水で洗いましょう。
ブンの味、食感、お値段、調理性を評価
味
特に何も感じない。いたって普通の米麺。
食感
ツルツルしてる。コシがある。
冷凍→解凍してもコシが残ってる。
値段
1袋$2.3。
1袋で大人4~5人分は作れるので、1人前あたり¢40~50。
調理性
戻してから茹でないといけないので、若干時間がかかる。
総評
ブンは米麺なので、小麦粉でできているうどんに比べると断然のびにくいです。
ちょっと茹ですぎても大丈夫!
コシもしっかりあってツルツルしてるので、うどんの「のど越し」が好きな人にはぴったりだと思います。
NZのスーパーで売ってるレトルトうどんは1玉$1前後なので、それと比べると半額ぐらいのお値段。
あと、保存料とかも使われてないので、健康面でも安心です。
ただ唯一の欠点が、戻したり茹でたり調理に少し時間がかかること。
なので、作るときは一袋まるごと作ってしまって、使わない分はジップロック等に小分けして冷凍するのがお勧めです。
冷凍しても味は変わらず、コシもあって美味しいです!
ブン(ブンボーフエ用)をNZのアジア食材店で見つけた方は、ぜひ一度試してみてください!
コメント