ニュージーランドでお仕事探し 見つかる?

ワーホリ

ワーキングホリデー3ヶ月目にお仕事探しを開始

私はニュージーランドに到着して3ヶ月ほどしてからお仕事探しを始めました。到着してすぐ語学学校に通い始めたものの、学校になかなか馴染めなかった私。悶々とした気持ちで毎日学校に通う中、ある考えがふと思いつたのです。

一旦学校を辞めようと。

これまで、学校や習い事を途中で辞めるなんてしたことがなかったのですが、この時の決心は固く、おもいきって辞めることにしました。何故だか辞めたほうがいいような気がしたのです。

今思うと、この時の決断は私の後の運命を大きく左右する大きなものに、、、。そんなことは全く予想せず、心の声に従い学校を辞めた私。とりあえず新しく何かを始めようと、翌日からお仕事探しをすることにしました。

苦戦したCV作成

まず始めたのはCV作成。CVとは履歴書のことで、こちらのお仕事探しには欠かすことのできないもの。語学学校でCVの作成方法を教わっていたので、それに従って作りはじめました。私はこのCV作成がホントに嫌いでした。というか今でも嫌いです笑。
英語の文法があってるのか不安だし、表現が不自然じゃないかわからないし、、、。何よりCV作成に重要な自己PR文や長所を考えるのが大の苦手です。というのも、こちらのCVには自己PR文をたくさん盛り込まなくてはいけません。日本の履歴書にも長所を書く欄がありますが、そこまで「我が!我が!」って感じじゃないですよね。書く欄もそこまで大きくないし。謙遜しつつ長所をさらっと書くのが日本のスタイル。
ところが、こちらのCVにはいたるところに、「私は~ができます。」「私は~な(良い表現の形容詞が入る)人間です。」といった自分の長所やPR文をはっきり書かなければいけません。自分のいいところなんか、そんな思いつかないよ~悲。本当に苦手な作業です。

お仕事探しは直接訪問!

ニュージーランドはインターネットが結構普及していて、何でもオンラインでできちゃいます。もちろん、お仕事探しもその中の一つ。ジョブサーチから、エントリー、CVの提出まで、求職サイト(SEEKTrade meなどがニュージーランドでは主流かな?)を通してするのが当たり前です。私も何度か、これらのサイトから気になったお仕事に応募したのですが、全然連絡が来ない笑。ほんとに私のCV見てくれてるの??毎日応募するも、どこからも返信がなく、ただただ日が過ぎて行き不安は募るばかり、、、。そしてある決断に至りました。

よし自分の足で探そうと笑!

早速、近くの文房具店でCVのコピーを50枚ほどとり、お仕事探し開始。カフェからベーカリー、レストランまで色々回りました。最初は全く手ごたえなし。「今は誰も雇ってない」がほとんど。たまにカフェやレストランで「シェフもしくはバリスタなら今募集中なんだけど、どちらかの経験ある?」とか聞かれることもあったんですが、残念ながらそんな経験ございません悲。でも、ほとんどのお店が、「何かあったら連絡するよ!」と私のCVを受け取ってくれたのは唯一の救いでした。

そんな感じで、ビラ配りのおばさんのごとく毎日CVを配り歩く日々が続きました。

成果が見え始めた2週目

自分の足で仕事探しを始めてから2週間が経ったころから、それまでの成果がちらほら見え始めました。ずっと前にCVを渡したところから、一度面接に来ないかと後から連絡が来る様になったんです。それまでは全くと言っていいほど成果が見えず、毎日歩き回ってヘトヘトになって疲れて帰るだけ。正直、途中で何度も心が折れそうになりました。私のしてることって無駄なのかしら?と変なコトを寝る前に真剣になって考えたりも笑。

何はともあれ、それまでの努力が功を奏して、とりあえず面接にまでこぎつけました。

海外ならでは!独特な面接の質問

さて、なんとか面接を受けられるチャンスをいくつか得た私。最初は、どんな質問されるんだろうと不安と興味が半分半分。そんな不安を解消するため、ニュージーランド政府が運営するの就職ポータルサイトcareersnzで、ある程度どんな質問がされるのか予習して、面接に臨みました。(careersnzのウエブサイトでは、CV作成ができたり、お仕事探しに関するいろんな情報が載っているので、気になる方は是非一度覗いてみてください。)
ここで、私が実際に面接の時に受けた質問をいくつかご紹介しますね。
Can you tell us about yourself?

この質問は、ほぼ100%ぐらいの確率で聞かれました。あらかじめ答えを準備したほうがいいメジャーな質問です。

Have you done this kind of work before?

この質問も、ほとんどのところで聞かれました。過去にその職についたことがあるかは採用の決め手になる重要なものです。過去に経験がある人は、具体的な内容をさらに質問されるので、あらかじめ自分の経歴を整理しておくことをオススメします。

What made you apply for this job?

これもメジャーな質問の一つ。なぜそこで働きたいのか、なぜその職に就きたいのかを整理し、たくさんアピールしましょう!

 How will we benefit from taking you on?

これは面接を受けた中の一つ、とあるカフェのオーナーから聞かれた質問です。事前準備の際、この質問されたらどうしようと思いながら、曖昧な答えしか準備していませんでした。そんな矢先に質問されたので、びっくり!!あたふたしながら答えたのを覚えています笑。

このほかにも色々質問されました。出身地とか、過去にどんな仕事をしてたかとか、どのくらい通勤に時間がかかるのかとか、ほんと様々です。ある程度自分の中で整理しておけば、殆どの質問には答えられると思うので、これからワーキングホリデー等でお仕事探しをされる皆さん頑張ってください!

ようやくお仕事ゲット!

そんなこんなで、お仕事探しを始めてから100箇所以上にわたり自分のCVを配り歩いた私。CVを渡したうちの約10件から面接の機会をもらい、その中の3件からジョブトライアルを受けれるチャンスを得ました。ジョブトライアルとは、いわばお試し期間みたいなもので、これに合格すると採用してもらえる最終関門です。私は見事3つとも合格し、晴れて無職を卒業!

お仕事探しを始めてから約1ヶ月。長かったようで短かった求職期間でした。この1ヶ月間は本当に密度が濃く、私自身、語学学校に通うよりも充実していたように思います。この求職期間中に、ひょんなことからできた友達も!ご縁ってどこにあるかわかりませんね。

もし、自分の足でお仕事探ししようかなーと思っているワーキングホリデーの方がいましたら、私は是非オススメします!良いこと悪いことを含め、色んな体験ができる貴重な機会だと思うからです。インターネットの求職サイトも手軽で便利ですが、せっかく海外に来たのだから、ちょっと刺激のある方法でお仕事探しをするのも悪くないかもしれませんよ!

Babuchef

コメント

タイトルとURLをコピーしました