ATHOPカードを紛失!そして意外な結末(後編)

ワーホリ

前回のおさらい

前編でお話したとおり、ATHOPカードを紛失した私。カードを拾った人は、私がカードにチャージしてあったお金を全額使っていました。ただこの犯人、ちょっとオマヌケな人だったんです。

オマヌケな犯人

私がカードにチャージしてあったお金を全額使ってしまった犯人。普通なら、残額0円になったカードなんか、そのまま捨ててしまうところを、何を思ったのかこの犯人、自分のお金100ドルを私のカードにチャージしているではありませんか!記録によると犯人がチャージしたのはちょうどこの日の前日。私が失くした時よりも残高が増えてる笑!

なぜ犯人が自分のお金をチャージしたのか疑問が残るものの、取り合えず、駅でお姉さんに教えてもらったとおり、オンラインで自分のアカウントからカード残高を使えないようロックをかけました。

さらに便利なことに、新しく購入したATHOPカードに、ロックをかけた私のアカウント情報が引き継げることが判明。残額も、まるまる新しいカードに移行されるとのこと。早速やってみることに。

見事成功!

そういうわけで、私がカードをロックし、お金を移行したことで、犯人が持っている私のカードが使えなくなり、犯人がチャージしたお金を含め、カード情報が丸ごと私の新しいATHOPカードに移行されました。

正直、犯人がチャージしたお金を移行する際、良心が痛みました。でも、犯人は私の80ドルそこそこの残高をすべて使い果たしているし、私も新しいATHOPカードを購入しなければならなくなったり、購入するまでは正規運賃で電車を利用しなけらばならなかったことを踏まえると、犯人がチャージした100ドルに値する被害を受けたことになると考え、思い切って移行することにしました。

恐らく犯人の心理はこうです。
  1. ATHOPカード落ちてるじゃん。ラッキー!拾っちゃえ! ⇒
  2. カードに入ってたお金、全部使ってしまったなぁ、、どうしよう。⇒
  3. 新しいカードを5ドルで買うはもったいないけど、このカードにチャージすればタダじゃん!ラッキー!

が、思いもよらぬ私の行動で、犯人の計画は見事に崩れ去り、100ドルという大きな代償を被ることになるのでした笑。

おそらく犯人は、ATHOPカードのアカウント登録について知識がなかったんだと思います。まさかオンラインでカードを止められるなんて、思ってもみなかったんでしょう。でも、ちょっとオマヌケな犯人ですよね笑。

犯人がとった驚くべき行動

さて、無事新しいカードを手にいれ、お金を取り返した?私。若干心にモヤモヤが残りつつも、次の日いつも通り仕事に出かけ、帰宅。コーヒーを飲みながら夕飯のメニューを考えていると私の携帯に知らない番号から電話がかかってきました。

誰だろう?と思いながら、電話に出ると、オークランドトランスポートのオフィサーからでした。何でも犯人が、自分の(私の)カードが使えなくなったことに気づき、オークランドトランスポートに連絡してきたみたいなんです。オークランドトランスポートは、カードの持ち主である私がロックし、カードを使えないようにしたことを説明。自分のお金100ドルをカードにチャージしたばかりの犯人は、納得がいかず、なんと私と直接話がしたいから私の連絡先を教えてほしいと言ってきたみたいなんです。困ったオークランドトランスポートは私に連絡をいれ、犯人に私の連絡先を教えてもいいか電話をしてきたという事の流れでした。

もちろん答えはNO!

ちょうどバディも私の横で、その電話のやり取りを聞いていて、怒りが抑えきれず、電話を代わってくれと。人のカードを盗んで、お金まで使って、色々迷惑かけときながら、盗んだカードが使えなくなったから、私の連絡先を教えてくれだなんてムシがよすぎる!と私以上にご立腹の様子でした。

オークランドトランスポートの人はこちらの言い分を理解してくれ、犯人には私の連絡先を教えないということで決着。ややこしい事態にならずに済みました。ホッ、、、。

おわり

以上、私のATHOPカード紛失事件でした。
やっぱり、ニュージーランドは日本に比べると落とし物を届けてくれる親切な人の数が少ないように思われます。移民がたくさん住む国だから、文化や考え方が違うのは当たり前、しょうがないですよね。落とす自分が悪いんです。ただ、今回の事件を通してATHOPカードのアカウント登録がいざという時すごく役に立つことがわかりました。

ATHOPカードをお持ちの皆さん、是非アカウント登録してください!あと、くれぐれも落とさないように笑。

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